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自然の姿を借りる [長谷川櫂]

山なかを奔(はし)る水はやしひとすぢの光となりてくだるすさまじさ

作者:西村慶子

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君は知ってゐるか 勤労の喜びを [編集手帳]

君は知ってゐるか
全力で働いて頭の疲れたあとで飯を食ふ喜びを
君は知ってゐるか
赤ん坊が乳を呑む時、涙ぐむやうに
余りのうまさに自ら笑ひが頬を崩し
目に涙が浮かぶのを知ってゐるか・・・

作者:千家元麿

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棉虫 はかない初冬の風物詩 [長谷川櫂]

そっと指開けばいない雪蛍

作者:西池みどり

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田舎にも [長谷川櫂]

七軒の小集落に八人の出征ありしと語るいしぶみ

作者:菅原恵子

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王朝のかおり フジバカマ [切り抜き]

萩の花尾花花葛なでしこの花女郎花(おみなえし)また藤袴(ふじばかま)朝がほの花

山上憶良

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中央公園 [長谷川櫂]

あめつちは一枚貝よ大昼寝

作者:恩田侑布子

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敬老の日 [編集手帳]

幾度か友を送る日重なりて辛さを人は長寿ともいう

作者:長家ミノ


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ナデシコ [長谷川櫂]

草の花は なでしこ。唐のはさらなり、やまとのもいとめでたし。

作者:清少納言


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タグ:清少納言

いわし雲 [長谷川櫂]

はるかなり進駐軍といわし雲

作者:大牧広


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木のレストラン [子供の詩]

ヤマモモの木  作者:田辺莉子  (千葉県市川市・真間小4年)

ヤマモモの木はレストラン
赤い実をつけて 待っている
ときどき 小鳥が来て
食べたり 持っていったり
ヤマモモの木 がさがさゆれる
いま いま いま
小さなお客さんがいます

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